サンコウチョウ

ジュビロ磐田のマスコットでもあり静岡県の鳥としても知られている
サンコウチョウに出会ってから数年になります
初めて見たとき目の周りのブルーのアイリングに不思議な感じがして驚いたものです
「へぇ〜 こんな不思議な姿をした鳥がいるの?」たまげました

例年5月中頃から山に行けば出会えるので 楽しくて 嬉しい季節となります

さてとこのところ約一ヶ月 その山に填り 友人とご一緒したり
この頃では片道15キロの道のりを ミニバイクで出掛けます

子育てのシーズンに入り カップルも誕生し
肉眼でやっと見られる位置に巣作り(5/27確認)して
雛誕生(6/20)となりました

営巣から ちょうど一ヶ月の日が経ちました

巣立ちの日も間近い6月28日のことです
サンコウチョウはオス メスともに雛の(4羽)餌やり 糞の始末など
脇目も振らずに子育てに奮闘していました
カメラマンも大勢になってきても何のその?
(ちょっとは迷惑だったかも? ごめんしてね^^;)

午後3時半頃からオスは みんなのいる すぐ上の枝に じっとしていること数分
こんなことは今までになく 珍しい・・
そして メスは 30分ほど いつもと違う鳴き声で叫んでいるように聞こえました
(この時危険を感じたものと あとで気がついたのですが 遅かった!)

「あそこに蛇がいる」・・の声に 静かな木立の森の中も
俄に張り詰めた雰囲気になりました
野鳥の会の女の方が
「あの蛇を退治した方がいいと思う人」・・って
けたたましく周りのみんなに尋ねました
揃って「そうしたい」・・って 大声が上がりました

その女の方と 中年の男の方が7〜8mもある 崖のような
凄い雑木林へと夢中で掛け登りました
と同時に 悲鳴が聞こえました
「5秒遅かった 3羽のまれてしまった」悲鳴
雛にどぐろを巻いた蛇を振り払い
女の方は崖から転がり落ちてきました
(この姿に驚いて足が立たなくなってしまったとか・・)
腕を打ったようで 痛い 痛い を連発されながらも
あと一羽いるはずと その方は真っ青な顔をされていながらも
暗い茂みから 残った一羽を捜し出しました
凄いの一言でした

蛇はビニール袋に生け捕り 遠くの山へ放したそうです

野鳥の会の方が翌日 その雛を探したそうですが見あたらなかったとか・・
親も餌を銜えて探しているように見えた・・と
結局は全滅になってしまったと思われます

驚きと がっかりと 無情な絶句の叫びが山に響きました
目の前で起きたこと どの顔にもこの結末は想像もしていなかったのです

後1日か2日で巣立ち 可愛い仕草や そしてこの世に誕生して
豊かな森の一員として生きて行かれたことでしょうに!・・

違った見方をすれば 自然界の摂理だとも?
仕方がないことかも知れないけれども
野鳥愛好家?と しては何ともショックな出来事でした
(*気後れがして なかなか書けなかったことが事実です)

10.7.3
右上×で戻ります