クーちゃん

少し遠くへ野鳥写しは この寒空を ミニバイクでは到底出掛けられません

山でご一緒している 写真撮りのお連れが誘って下さり
「行きますか?」
「わぉ〜嬉しい お願いします」

翌日早速車で迎えに来てくれました
開口一番
「きょうはお客さまが乗って行くでぇ」
「はい はい どうぞ」
振り返ったら 小さな まるで うりぼう みたいな
可愛いワンコが後ろの席辺りで ちょろ ちょろしていました
「あら! ワンコのお客さんだったの」
奥さまがお出掛けなので一人ぼっちで置くわけにはいかん!・・とね

知らない人には慣れなくてよく吠えるのだそうです
主のじっちゃまの顔を覗いてばかりいて
落ち着かない様子のクーちゃん

”じゃ〜抱っこしてあげるね”
私の膝に乗せても ブルブルと震えてばかりいるのです
どうしちゃったのかな?
どうしたらいいのかな?

棄てられてやっと元気になったクーちゃん
知らない人なので心細いのかな?

じっちゃまは車中 寒くちゃ〜いかん 暑すぎてもいかん ・・って
何度も何度もヒーターを切り替えていました

写真撮りに夢中になっているときも
暫くすると様子を見に行っています

へ〜〜〜優しいんだ♪

小雪交じりの寒い日 車の中で持って来たおむすびをそれぞれに食べ始めました
じっちゃまは自分と同じものを口でころころと転がしては
手に取りクーちゃんに上げています

へぇ〜何でも食べるの?

遅い食事も済んで帰ることにしました

じっちゃまの隣りに震えないで座っているクーちゃんをみて
私は気がつきました
「悪かったねぇ そこがクーちゃんの指定席だったのね」
「ごめん ごめん ばっちゃんは 後ろに座るでね」

悠々と眠ったり また じっちゃまの顔ばかりじ〜とみていて
すきがあればじっちゃまの膝に入ろうとしています
何度も 「ダメ ダメ・・お座り! シッコかぁ?」
「まるで子供だね」

いつも野鳥で写真撮りしている ○野さんの姿と
ワンコ相手のじっちゃまの姿 余りのハンディが
可笑しくて 楽しくて 2時間近くがあっという間に
過ぎてしまいました

家族っていいなぁ♪

11.1.21
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