あの時

あのとてつもない震災の日(3/11)のことは忘れることはできないでしょう
そして 私にもあの日は忘れるられないことがありました

あの日 同窓会の旅行でバス乗車中にであった震災
車中の私たちに実被害(地震の)はありませんでしたが
帰途には交通網が遮断されてみなさんご苦労されての帰宅となりました

その中のひとりの 友人(彼女)からの応援もあって ホームページの中にある
”ひとりごと” を一年半前に自費出版しました
応援をしてくれた大好きな彼女には 本を早速プレゼントしました

喜んでくれた彼女は 同級生が集う(旅行)このチャンスを活かして
みなさんにこのことを伝えたくて どうしたらいいものかと
これまでの間ずっと心に暖めていたそうです

そして 
「同級生のみなさん今日は楽しいひととき大変恐縮ですが
目をとじて開いたところ3分間のみ読んでください
そしてお隣へ廻してください 驚いたり 笑ったり・・・
彼女に内緒で持って来ました ○子」
(原文)

私の出版した本に このメモを添付してバスの中で廻したそうです

そしてその時の私の驚きや みんなの反応を知りたくて
本へ紐をくっつけておきたいほど 高揚して反応が気になって仕方がなかったそうです
ところがある方はバスの下 トランクの中へ 荷物と一緒にしまい込んでしまったり
誰一人反応を示さないので 不思議で不思議で仕方なかった・・と
彼女はこのメモの書き方が ”下手だったのかしら?どうしてかなぁ〜”
呪文のように唱えていたそうな
最後の >「彼女に内緒で持って来ました」<・・これを真に受ける人ばっか・・(笑)

私は帰途につくまでそのことは全く知りませんでしたが
後で考えてみたら とてつもないパワーの持ち主の 和○さんから
素晴らしいエール(あなたって素晴らしい♪)を連発してくださったけど
気づかったなかったのです

その後 「本 読みたいけど貸してくれる?」・・って 方があって
その時はじめて真相が判り彼女の粋な計らいに私は飛び上がらんばかりに驚きました

そして「誰か外の人も 本のこと言って来たかなぁ?」・・って何回も尋ねてくれました
「いいえ〜・・」私

彼女は自分のやり方が下手だったのかと その後も考え続けたそうです

今雑草に覆われるこの時期 広い田舎ののんびりとした住まいの彼女は
雑草むしりが無心になれて その時のことばかりが頭を堂々巡りしていて
振り返ればまた雑草が生えてきている でも雑草採りの楽しいこと ・・
何故ならそのことを無心で考えられるんだって!

”なんて嬉しいこっちゃら・・” 私

これだけ夢中になれ 真剣に考えられたら学校の勉強もさぞかしと
思ったり考えたりもしたそうな・・

彼女の粋な計らいは彼女の意図通りにはいかなかったものの
簡単には見えない人々の心の中には
それぞれに違った反応とインパクトを与えてくれたように思われ
人もさまざま 感情もさまざまと 彼女と笑いあえ
大きな大きな感謝と感動を与えてくれました

未だに続く「あの時 あ〜したら・・こうしたら・・」と彼女
ほんとうにありがとうね

11.5.11
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