巣立ち

サンコウチョウに明け暮れたここ数ヶ月でした
まるで病に掛かったようです(笑)

5月中頃から約16キロの道のりをミニバイクで35分位走ります
山へ無事に行かれるようにと3年間乗ったミニバイクも新車にしました

サンコウチョウの生態を判る範囲で観察し続けました

数日前の豪雨の朝 空を眺めて 東の空が真っ黒だけど
そろそろ雛がでてきて 辺りをうろちょろする頃だろうか? と・・
いても立ってもいられなくなって 今にも大雨になりそうな空を
眺めながらもバイクで発車していました

道のり半分辺りまで行った頃に 目の前が真っ暗になり
急に大粒の雨が凄い勢いで降ってきました
大急ぎでカッパを着て 仕方なく諦めて帰宅しました
その道中といったら道も川みたいに水がザーザー勢いよく流れて
川を走るようで 視界も悪く お先真っ黒(白)でした あらま!
事故に遭ってはいけないと思いながらも シルバー暴走族を発揮(笑)
びゅーびゅー走りました
雛の様子を見たかった執念みたいなものがあって
辛くとも 無理だとも 損をしたとも思わなくて
自分ながら笑えてきました

翌日もまたあの豪雨の日だったのでバイクで走れるお天気ではありません
鳥仲間に「どうしても見に行きたい」・・ってお願いして
雨の中を行ってきました
鬱蒼とした木々から雨しずくもぽたぽた落ちて
「あそこに雛の巣があるはず?・・」
でも雨も降ったり止んだりして 雲も低く 暗くて見分けられませんでした

次の日よく見たらあの豪雨で巣は少しだけ残っているようですが・・

「はは〜ん・・」ここ数日を振り返ってみたらやっと判った気がしてきました

親と雛は大騒動しながら クモの巣が掛かっているような所を行き交い
先ず親が先に見本のように舞い あとをついて舞って行きます
時々ギィ ギィ・・って聞こえる 餌ねだりがあります
木の陰に隠れながら大きな口を開けています
雛も こちらの カメラを気にしながら
防衛方法を学んでいるようです
親は こちらの目の前で 違う方向へわざと舞ってみたり
これって 雛から目をそらさせる カモフラージュなんだな・・って

また大雨でもなんでも行ってみたかったのは
雛たちの巣立ちを 見届けたい気持ちと
あわよくば シャッターチャンスも勿論欲しかったのです

巣を発見したときは 他の人たちもいたので もしや鳥さんに
ストレス掛けたらいけないと そこからすぐ離れてシャッターは切りませんでした

でも巣立ちの練習だったら シャッターを切ってもよかったかなぁ
シマッター・・とか複雑な思い
そしてすべては 見事な巣立ちだったのです

その後私は2日ほど 山籠もりするも 姿が見えなくなって 巣立ちを喜ぶことにしました
来期も大家族になって 元気な姿を見せてね

そしてこんなにも夢中になって楽しめる幸せを・・・
鳥さん ほんとうに ありがとう

11.8.2
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