亡くなった友 (2)

6時間掛けてお世話になった友のお別れに行ってきました

青い空 もくもくと真っ白な入道雲 真夏の太陽が燦々と注ぐ
かと思えば 友人の息子さんの車で送って下さる道中の凄いこと
前方に見える真っ黒い雲 走っているうちに 土砂降りになったり
突然に 凄い音 ガラガラ ピシャッ!車のすぐ近くで落雷では?..と
道行く人たちはずぶ濡れ 風雨も酷く 折れた傘が逆さになって走る人
雨宿りしている人 急のお天気の変化にびっくりでした

そして間もなく明るくなって東の空には虹の橋が見えました
ご一緒した友人曰く
「亡き友も 虹に乗って あの世へ無事に行くんだね」...と呟いた

在りし日の友を偲ばれて 大勢の方たちが お通夜に来られていた
厳かな読経の中 最後のお別れでした

友は今まで見たこともないような穏やかないい顔して眠っているようだった
私は安堵の気持ちとぽか〜んと穴が空いた空虚さを味わった

「会いに来たよぉ 会いたかったねぇ ごめん!」と呟いてしまった
愛だの恋だのなんて何にも関係ない
人として本音で みんなで付き合った友
後悔はしないような生き方をしようとして
肩で息を切っていた自分でもあったけれど
ここにきて やっぱり後悔をしたのかも知れません

癌が見つかって 約2年 腎臓を半分取り 肺へも転移が
判っていながら 写真に向ける情熱の凄かったこと
生きる目標であったこと想われました

こちらも加齢組で 重くのし掛かった重圧感 
自分自身の事だけがやっとの思いでした
今 出来ることだけをしたい この気持ちに嘘はなかったのです

この2年間 私は優しくしてあげられなかった事への
虚しさなのかも知れません

作って欲しいと電話があったタブレッドの袋 翌日には仕上げて送れました

もう一度会いたい の言葉に虚さが残るのです

その話をしたのち どうも体が不調に見まわれたようで入院されました

でも思うことは 動けない 歩けない カメラのシャッターが切れない
どんどん体力も落ちて あちこち痛い 我慢も限界になって...
先を考えたら 楽になって 穏やかな眠りにつく方が幸せなのかな?
...って 思えるようになってきました
そしたら こちらの気持ちも幾分楽になりました

感謝しながら...そして ゆっくりお眠りください

13.7.24
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