送り

このところすっかり秋風も立ちはじめて
そこ ここに隙間風が入りそうな一抹な寂しさを感ずる秋

数日前 大好きだった叔母も遂にあの世に召されてしまいました
脳梗塞を発症してから4年半の闘病生活でした

私も近くの病院にいたときは毎日顔を見に行きました
今の入院システムは病院も長く置いてくれないのでそれからが大変です
家では生活出来ないのでホームへの入所となりました

その間 ここ4年半 夫である叔父は誰が笑おうと 毎日女房の所へ行くと
決めて通い続けました
その叔父はと言えば杖を片手に一気に歩けるのは数歩の体になっていながら
唯一の楽しみとして自分の励みやリハビリと考えてのお見舞い通いだったようです

女房と言えば(叔母)体調が悪かったりご機嫌が悪いときは
「おじぃ 帰れ 早く死ね!」と言いたい放題
でも叔父は「そうか...」 とだけ言い
可哀想だな 病気がそう言わせているだもの と解釈して
早めに帰るわい...と

私もそんなことに何回も出くわし 暫く行きたくない気持ちにさせられたものです
でも叔父はそれを乗り越えて一日も欠かさないでのお見舞い 
心がなかったらとても続けられることはないと 天晴れの一言です

そんな叔父 ほっとされる気持ちもあるものかと思ったらとんでもない
お葬式の会場や最後の斎場へは行きませんでした
それは最後のお別れがしたくなかったのだそうです
あんらぁ〜

娘さん曰く(私には姪っ子) 「おじぃ (父親のこと)  おばぁ〜(母親のこと)は
大勢の人に送られた人気者 きっといい人見つけて ふわふわしてデートしているよ 
おじぃも負けないようにいい人見つけてデートでもしたら...」と

私にしたら心外の言葉
でも急所を得ていて年寄り扱いはしない 姪っ子に ほ〜〜〜♪
ざっくばらんであるが何と粋な励ましだと 感激しました

この先を案ずる父親の(叔父)こと 私にも言ってくれました
一番頼りにしていた ○美さん おじぃのことこれからもよろしくね...だって

私も叔母亡き後 叔父の気持ちに寄り添えるように心したい 送り でした

’13.9.24
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