感謝ながら ホームページを終了

暑かった夏の77歳の誕生日を迎えた日 毎月の掛かり付けの開業医へ行った。

一般検診の結果 先生が「レントゲン検査の結果 肺癌の疑いがあるので、 総合病院で精密検査を受けるように」...と
私は頭の中が真っ白になり 身を乗り出して「うそ うそ...聞きたくなかった」...と 絶句

今は異常ないから このままで生活すると断言して私は帰宅した。

ところが一切治療しないと断言した私も、そんなには強くない意志の持ち主
日々にすっかり気持ちが落ち込んでどうしようもないほど病気になって行く姿があった。
良い方には考えもいかない人間のもろさを知り これではダメになってしまう自分に気がついた。
でも 1っか月は強がりを言って通していた。

その後先生に  「宣告?を受けたら やっぱりダメだから精密検査を受けます、紹介状をお願いします」と
(ストレスか胸の圧迫感があって 上を向て寝ていられない いつも胸が苦しくて押しつぶされそうになってしまう)

先生のすまなそうな優しい目が印象的でこちらの目が潤んだ。

さてと 早速総合病院でCT画像で詳しく検査に掛かる、
そこでも同じような影が見つかり 一歩先の検査にするか細かい検討が始まった。

体に傷を付けないで検査する方法しかやらないと私は総合病院でも主張、死んでもいいから ...と
強い意志の患者に医師も手を焼いたのかも知れません。

PETという 言わば CTのような検査を大きな専門病院で行った。
(血管に放射性物質を入れ、がん細胞があればそこにブドウ糖が集まると言う習性を利用した検査
その結果 は一先ず 陰性との結果。

血液9本採血 その結果も特別異常なしと PET検査と両方陰性であること。
(10月16日のこと)
嬉しくて 嬉しくて 宙に舞った思いがした。
やっとこれで自由な身で、好き勝手なことができる...と。

癌と聞いただけで おろおろと 病気の怖さだけが前のめりして一人歩きしていたここ2か月を味わった自分があり、
命の尊さや 元気で過ごせることの嬉しさ またもろさや 温かさも味わい、
加齢組はもう何時何が起こるか判らないが 2度としたくない貴重な体験をしたのです。

終活で考えたことは身の周りの整理 
着ることのない洋服の整理、(値段が高かったのはなかなか処分が出来ないまま...笑)
賀状の10数年の破棄、アルバムは最低限にすること、小引き出しの整理、
不用品を見直すこと、少しばかりの財産だけど孫たちにもと 判るようにしたり、
お葬式は? お墓は?...と この2か月で自分なりの終活も一先ず
気持ちが落ち込んだ割には割合スムースに進んだ(笑)

何もかも灰色に見えて 好きな写真撮りだけがクローズアップされた昨今
長年(約13年間)皆さんと楽しくお付き合いして頂いて写真撮りに熱くなり
燃えて焦げて(笑) また、新たにここだけに灯りがついた感じや、
体もそこそこの体力減退のこともあって
その写真撮りに夢中な時を過ごしたいと思うようになった。

病い?を 患ってみて 思い切って 今はまだ元気な時にお礼と 感謝を申し上げて
ホームページを一先ず終わりとさせていただきたく報告させて頂きます

長い間楽しくそして有意義な日々に、本当にありがとう感謝 涙 。


2015/10/20 up