まだ行くよ・・

秋の日暮れはつるべ落とし・・・日が落ちるのがまぁ〜早いこと

暦では早や立冬になり これまでに幾度となく楽しんだ紅葉狩りは、どこもいま一つでした
まだ何処かできれいな紅葉を見たいと、望みが消えた訳ではないのです

何時でも何処へでも行くから・・という 40年来のお付き合いの友人が 
健康診断で精密検査に掛り 結果 手術が必要になってしまったのです

紅葉狩りに行く予定で、ツアーに申し込んである仲間4人のうちの一人です
人数が減るとツアー料金も変わるので ちょっと困ったな〜

でも彼女は手術の日が決まったら、同じ日ではなかったから・・
またみんなにも迷惑を掛けるので・・と行く事にしたのです

「へぇ〜この精神は何処からくるのぉ〜?」 

手術日を目の前に控えていながらも 同乗してるバス内の様子もいつも変わらないで楽しそうにしている・・
思い切って尋ねてみた
「身体大丈夫?」
「痛くて困っている訳ではないから・・・と
手術で もしもの事があっても、この世の中でいらない人だったら潔く逝くけど、
まだ生きていないと困るようであれば必ず帰る・・ 
だから頭から忘れることはないけど楽しく行ってくるんだ」

この言葉にはびっくりで、私は一言の言葉もありませんでした 
だったらどんなことがあってもこの人は、何事もなかったような日々になることを信じました

佳き日にお見舞いに行ってきました
胃のポリープを内視鏡での手術で 5時間も掛ったようですが
ダメージも少なくて術後幾日も経っていないのに
すべて自分でこなしていました
元気な姿に嬉しくて涙が出そうでした

これでやったね〜 あとは暫く大事にして 回復を待つばかりになりました

いま頃何をしているかな〜?・・

ここまで書いた時、なんと不思議なことに電話が鳴りました

彼女の元気な声でした
「今週末には退院することになったよ〜・・・」と

「あら〜・・よかったわね〜」私は嬉しさでまたまた目頭が熱くなりました
「じゃ〜暫くは大事にしなくちゃ〜いかんね〜」

「退院の翌日には もう姉妹の所へ行って来るんだ・・何でもないよ」

「まぁ〜・・・」 と 私 元気さにまた絶句。。。

何かに突き当たった時の私は こんな彼女にいつも 勇気と知恵と暖かさを 貰いっぱなしです
一周りも歳上の彼女 私に生きる喜びをありがとう
いつの時も 元気に生きる彼女が 私の目標なんだ!

予定の紅葉ツアーも楽しく行ってきました
そして
まだ行くところがあれば どこでも行くよ・・はぁ〜・・笑

05.11.9