自己管理

入院中の叔母さんのその後
自分の体調を見ながら時間を作ってはお見舞いに行っています
叔母は だ〜れもいないま〜るい大きなテーブルに(食事する所)
タオルのハンカチを敷いてその上に顔を伏せて背中を丸くしてうずくまっている!
どうしたのかな?
「お〜〜〜い」・・って 覗き込んで 確かめて 
ポンと肩を叩くと 満面の笑顔で迎えてくれる

市立病院で2ヶ月半程の入院後 今度はリハビリ専門の
病院へ転院しました
先のところでは手厚い看護の上 食べ物の差し入れも自由だったので
娘さんや叔父さんや私も 美味しく食べられそうなものばかり
見繕ってはのお見舞いでした

ところが今度の病院はちょっと勝手が違って エレベーター内にも
「食べ物の差し入れは一切お断り」・・って張り紙がしてあります
あらら・・困ったこっちゃら!(それなりの理由があるのでしょうが?・・)

それとリハビリ専門だから主旨が違うので ベッドへはゆっくり寝かせて置いてくれません
車椅子に乗って座っているのがやっとの快復状態での転院なのに!
お昼休憩の時だけは ベッドに帰れゆっくり出来ます
疲れてくたくた・・悲鳴が聞こえて来るようでした
これにははじめ叔父さんもびっくりして
「酷いなぁ 可哀想だ でも家に帰っても動けないから 頑張るしかない」・・って
励まし続けて一週間位は毎日泣けたそうです
どうなってもいいので 家に連れて帰りたくなった・・って 叔父

でもやっとそんな病院生活もだんだん慣れてきて伝わり歩きだけど
36歩も出来たと 生き生きとした顔で話してくれました

先日行った時のこと
私に「なんでもいいので食べたい 買ってきて!
お腹が空いてお腹の皮と背中がくっついちゃう・・」

丸い大きなテーブルに顔を伏せて 顔をくしゃ くしゃにしながら
肩を振るわせて嗚咽しているではありませんか?
同じ位置まで膝をついて背中をさすりながら
一緒に泣いている自分がありました

「困ったなぁ〜 もう30分で食事だから 我慢ね・・
あのね〜ここは食べものも売っていなくて
もし食べているところを見つかるとすぐ強制退去だって!」

可哀想に おやつ位もう少し自由上げられたら・・
腹が立つやら怒れるやら・・

「規則だから仕方ないね
家に戻れたら 大判振る舞で 美味しいものをいっぱい食べようね」
そんな慰めしか言えない切なさ!

ある時 帰りに「頑張ってね」・・って云ったら
「頑張らない」・・プンと 怒って云った言葉
怒れるやら これは病気が云わせるのかなぁ〜?
少し痴呆症も入ってきたのかな・・?

そして今までの叔母の元気でかくしゃくと凛とした姿と
今の病んでいる姿と重ねることがどうしても出来ないのです

健康でいなくちゃ〜
また元気でいられる有り難さや いつ誰もが病気になることも
加齢と共に加速するようにも思えます

いつでも他人のことばかり案じて
我が身を大切にしてくれなかった叔母さんのことが後悔ばかり

老いは誰でも必ず来る
元気で過ごせるように自己管理
・・これしかないですね

09.5.26
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