哀しい入院生活

その後入院中の叔母さんのところへ度々とお見舞いに行きます

行く度に悲しさや 哀れさが増すような気がしてきました
いつも車椅子に紐でくくりつけられて足が痛いと悲鳴を上げています

私も家でマッサージチェアーに2回(30分)続けて座っていると
健常者の?私でも 痛む膝の辺りを伸ばしたくなり苦痛になってきます

叔母は半身不随の上 肩も脱臼しているのですから同じ姿勢では堪りません
(お昼休憩や途中には休憩があってベッドで休められるようですが・・・)
車椅子に乗った状態でベッドの布団の上に不自然な格好で横たわっている
歪んだ顔をして笑顔が消えた叔母に「どうしたの?」・・

「そこのブザーをベッドの手前へ掛け直して頂戴」・・

そしたらすぐブザーを押して ナースセンターへコールしちゃいました
あらまぁ〜〜〜!そういうことだったのね

そこで駆けつけてくれた室長さん(看護婦の)が 正面切って真ん前にどっかり座り
にこっとして「○○さんどうしたの?」抱きしめてくれる
叔母「10分頂戴」
看護婦さん
「あらら・・きょうはおまけのおまけで 一時間も余分に休憩したのよね
ではサービスして お薬を塗ってあげるから・・・と丁寧に塗って下さり
さぁ〜 お家の方と一周しておいで♪
はい! 行ってらっしゃ〜〜〜い」
とても調子よく肩をぽんと叩いて病室からロビーへと出されました
リハビリのため手伝えない・・
片手で車椅子を廻す 後ろ姿の侘びしさが胸に響く・・

困ったな!良い方法があるのかな〜?
ここはリハビリセンターなので きつくて大変なことを
乗り越えてはじめて立ち直れるのです

でも病人は体調が悪い上厳しいのですから 笑顔も消えていくのも当然かな
叔母も言いたい放題 パジャマに着替えるの 靴下を履くの 脱ぐの・・ 次々と文句たらたら

間もなくまた部屋へ帰りたいといいました
お見舞いにいらして下さった方から 頂いた食べ物があるのを覚えていたのです
硬く禁じられている食べものを 食べているところ見つかったら
即刻退院させられてしまいます
目の前にある美味しそうな水菓子
(持って行ってはいけないのですが知らない方にはわかりません)
「いいから出しておくれ! 責任は私が取る」・・って病人は言い張って困らせました
「う〜ん困ったなぁ どうしよう?」私
悩んでいるところへ看護婦さんが見えたので
ありのままを伝えたら 「禁止は禁止だからご家族の方がお持ち帰り下さいね」
この時の辛かったことーー;)

食べたい 体の自由が欲しい ゆっくり寝たい 体は痛い・・などいっぱいの
不満を抱えているのだから顔の相も変わってしまっているおばさん
哀しくなってどうしようもありません

何をどうしたら彼女にとって一番よい方法かな
真剣に考えてしまいました

大きな問題で 私の手の届かないところで さまよっています

09.6.13
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